昨今、誰もが精神疾患を患う可能性を大いに秘めていると思う。
特にここ1年くらい前からは「コロナ鬱」なんて言葉もできて、
うつ病などの精神疾患が本当に身近な話題になったような気がする。
(気がする)
私が精神的な疲れが大きく体調に影響する ということを理解したのは、
同じ学年の担任の先生が長期的にお休みされることになったことがきっかけだった。
小学校6年生の時だった。
ただ、今から振り返れば自分自身やクラスメイトの不登校なんかも
ストレスを抱えた結果であったと思う。
残念ながら、生きていくうえで大なり小なりストレスを受けるということは、
回避できないものだと思う。
適度なストレスというものは人間や動物にとって必要なものなのかもしれないけど
実際生きていて「ストレスとかいらないよな~」とか思う。
私は昔から、「あの辛さがあったからこそ今の幸福がある」みたいな考え方にならない。
もし、そういうエピソードがあったら教えて欲しい。
話がそれてしまったけれど、病気になるって大変だ。
鬱はよく、心の風邪だとか言われたりするけど、
全然そんなことない!という当事者の意見はネットでも現実でもよく耳にしたし、
私自身もそう思っていた。
「心の風邪」という言葉に否定的な意見の人は多分、
「辛さ」とか「長引くかどうか」に焦点をあてている気がする。
私も以前はそう考えていたから否定的な意見だった。
でも今は違う。「確かに~」と思っている。
なぜかというと、風邪のように年齢や性別に関係なく誰にでもなりうる病気だよね
という解釈をするようになったからだ。
そういった面で考えたら、妙に納得した。
他にも、「鬱はうつる」なんて言葉も「心の風邪」なら当てはまる。
身近な人にうつってしまうのだ。
私が体調を崩した当初から、体調の悪化がひどかった時期
不思議なくらいに周りも体調不良だった。
最初に書いた通り、私は50歳でも10歳でも、誰にでも
鬱になることはあり得ると思う。
誰にでも起こり得ることなのに、実はみんな知らないことばっかりで
知らない結果、悪化してしまったり、
回復を妨げてしまうような状況に陥ってしまうような人を見かけたし、
私も知識が足りなかった結果、回り道をしてしまったように思う。
そういう人を1人でも減らせるような記事を今後投稿していきたいと思います。
私が体調を崩して、実感したことは
日本は本当に社会保険制度が充実していること。
つらい時、みんなが支えてくれること。
これは、見知らぬ人も含めて本当に、皆です。
高い高いと嘆いていた税金に本当に助けられました。
世の中に恩返しがしたいな、と今は本気で思っています。
まだ自分だけで精一杯なので、
大きな行動を起こすことは出来ませんが、
小さなことから初めていきます。
このブログもその一歩になることを願っています。
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